天台宗開祖の伝教大師(最澄)が延暦寺根本中堂を建てるため、用材を求めて深川の地に来られた程、甲賀は古代より森林資源が豊富でした。その地域性を背景に発達した生業に製材用の鋸である前挽鋸があります。
今では機械で板材は簡単に作られますが、写真のように前挽鋸で板材が作られていました。(薄い板で約1cm)この前挽鋸の製造用具製品を展示している施設「甲南ふれあいの館」が近くにありますので、是非ご覧ください。
浄福寺より徒歩5分
このページは 出典:「甲南ふれあいの館」・「近江甲賀の前挽鋸と木挽の仕事」より抜粋